異なる時間足のチャート間で価格スケールとタイムスケールを同期するMT5インジケーター
D_SyncScaleインジケーターとは?
D_SyncScaleとは、異なる時間足のチャート間で価格スケールとタイムスケールを同期するMT5インジケーターです。
そのため、例えば、5分足、15分足、30分足、1時間足のチャートを水平に並べ、1時間足チャートの価格スケールとタイムスケールを、他の時間足チャートに同期させることにより、マルチタイムフレーム分析を効率的に実施することができます。

特徴・活用例
時間足の異なるチャート間で価格スケール(縦軸)を同期することができる
時間足の異なるチャート間で価格スケールを同期することにより、ローソク足の尺度が一定となるため、マルチタイムフレーム分析を正確かつ効率的に実施することができます。
価格スケールを同期しているチャートイメージ
価格スケールを同期しているため、時間足の異なるチャート間であってもローソク足の長さが同じ値幅となります。そのため、マルチタイムフレーム分析を正確かつ効率的に実施することができます。

価格スケールを同期していないチャートイメージ
価格スケールを同期していないため、時間足の異なるチャート間ではローソク足の長さが同じ値幅となりません。そのため、マルチタイムフレーム分析が非常に困難となります。

時間足の異なるチャート間でタイムスケール(横軸)を同期することができる
時間足の異なるチャート間でタイムスケールを同期することにより、右端ローソク足の時間が一定となるため、過去に遡ってのマルチタイムフレーム分析を正確かつ効率的に実施することができます。
超軽快な動作・リアルタイム更新・チラつきなし
MQL5プログラムソースに工夫を施し、必要最低限のチャート操作処理とすることにより、超軽快な動作、リアルタイム更新、チラつき防止を実現しています。
同期対象のチャート画面の自動スクロールを一括でON/OFFすることができる
タイムスケールを同期しても自動スクロール設定がONになっていると、最新のローソク足に自動スクロールされてしまうため、一括でON/OFFする機能を実装しています。
同期対象のチャート画面のチャートシフトを一括でON/OFFすることができる
水平にチャート画面を並べてマルチタイムフレーム分析をする際、1チャートあたりの横幅の可視範囲が狭まってしまうため、一括でON/OFFする機能を実装しています。
メジャーアイコンのクリックから各種操作を素早く切り替えることができる
インジケーターのプロパティから設定を変更するのは手間であるため、メジャーアイコンのクリックにより、スケール同期の開始・終了、自動スクロール一括解除・設定、チャートシフト一括解除・設定を素早く切り替えることができるようにしています。

使い方
「D_SyncScale」インジケーターを同期元となるチャートに追加します。
※同期先のチャートへの追加は不要です。
インジケーター追加後は、メジャーアイコンのクリックからスケール同期の開始・終了などを操作していきます。
なお、「D_SyncScale」の使い方のデモ動画を用意しましたので、よろしければご参照ください。
スケールの同期を開始・終了する方法
スケールの同期を開始する場合は、メジャーアイコンをクリックし、表示されたメニューから「価格スケール同期開始」をクリックしてください。
また、スケールの同期を終了する場合は、メジャーアイコンをクリックし、表示されたメニューから「価格スケール同期終了」をクリックしてください。
自動スクロールを一括解除・一括設定する方法
自動スクロールを一括解除する場合は、メジャーアイコンをクリックし、表示されたメニューから「自動スクロール一括解除」をクリックしてください。
また、自動スクロールを一括設定する場合は、メジャーアイコンをクリックし、表示されたメニューから「自動スクロール一括設定」をクリックしてください。
チャートシフトを一括解除・一括設定する方法
チャートシフトを一括解除する場合は、メジャーアイコンをクリックし、表示されたメニューから「チャートシフト一括解除」をクリックしてください。
また、チャートシフトを一括設定する場合は、メジャーアイコンをクリックし、表示されたメニューから「チャートシフト一括設定」をクリックしてください。
パラメータ説明

アイコンX座標位置(左下基準)
時計アイコンのX座標位置(左下基準)を指定することができます。他のオブジェクトと表示が重なる場合は、表示位置を変更してください。デフォルト値は、当ブログで公開している他のインジケーターとオブジェクトが重ならないように「56」としています。
アイコンY座標位置(左下基準)
アイコンのY座標位置(左下基準)を指定することができます。他のオブジェクトと表示が重なる場合は、表示位置を変更してください。デフォルト値は、当ブログで公開している他のインジケーターとオブジェクトが重ならないように「2」としています。
ダウンロード
バージョンアップ履歴
1.01(2019年7月29日)
タイムスケールの同期がずれる不具合を修正しました。
1.00(2019年7月28日)
初公開しました。
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