MetaTrader5でチャート画像をメール送信する方法

はじめに

兼業トレーダーの方は、職場や外出先でMetaTrader5のチャートが見れず、トレードチャンスを逃してしまったという経験があるかと思います。

本記事では、MetaTrader5でチャート画像をメール送信する方法を紹介しますので、職場や外出先でMetaTrader5のチャートを確認するのに活用していただけたらと思います。

MetaTrader5でチャート画像をメール送信する方法

残念ながら、MetaTrader5標準のメール送信機能では、画像を送信することができません。

そのため、smailというフリーソフトを利用して、チャート画像をメール送信する必要があります。

以下のステップに沿って作業を進めることにより、MetaTrader5でチャート画像をメール送信できるようになります。

  1. smailインストール
  2. smail設定
  3. インジケーターインストール
  4. インジケーター設定
  5. チャート画像のメール送受信確認

SMAILインストール

下記の手順に従ってSMAILのインストールをお願いします。

SMAILのダウンロード

下記リンクよりSMAILの最新版をダウンロードしてください。

SMAILのダウンロード

SMAILのインストール

Cドライブの直下に「smail」というフォルダを作成してください。

ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、「smail.exe」を上記で作成した「C:\smail」にコピーしてください。

SMAIL設定

smail.exeを起動し、SMAIL初期設定画面にて、「■SMTPサーバ」の各項目を下記に従い設定してください。また、保存先が「C:\smail\」となっていることを確認し、保存ボタンをクリックしてください。なお、「■POP3サーバ」の各項目を設定する必要はありません。

Gmailの場合

SMAIL設定:Gmailの場合

SMTPポート番号

「25」を設定してください。

SMTP認証

「AUTH PLAIN」を選択してください。

SMTPユーザID

Gmailのメールアドレスを入力してください。(例.xxxxxxxx@gmail.com)

SMAPパスワード

Gmail(Googleアカウント)のログインパスワードを入力してください。

SMTP/SSL暗号化

「使用する」にチェックを入れ、ポート番号は「465」を設定してください。また、「STARTTLSを使用する」のチェックを外し、「TLS1.3-1.0,SSLv2,v3自動」を選択してください。

Yahoo!メールの場合

SMAIL設定:Yahoo!メールの場合

SMTPポート番号

「25」を設定してください。

SMTP認証

「AUTH PLAIN」を選択してください。

SMTPユーザID

Yahoo!メールのアカウント名/ログイン名を入力してください。(メールアドレスの@より左側)

SMAPパスワード

Yahoo!メールのパスワードを入力してください。

SMTP/SSL暗号化

「使用する」にチェックを入れ、ポート番号は「465」を設定してください。また、「STARTTLSを使用する」のチェックを外し、「TLS1.3-1.0,SSLv2,v3自動」を選択してください。

インジケーターインストール

SMAILに対応したインジケーターを下記リンクよりダウンロードしてください。

インジケーターダウンロード後、ダウンロードしたファイルに同梱されているマニュアルに従って、インストールを完了してください。

SMAILに対応したインジケーター

SMAILに対応したインジケーターは以下の通りです。今後、各インジケーターにSMAILに対応する機能を追加し、順次公開予定です。

インジケーター設定

インジケーターからSMAILでチャート画像をメール送信するには、下記4つの情報を設定する必要があります。

  • smail.exeのフルパス
  • SMTPサーバ
  • 送信元メールアドレス
  • 宛先メールアドレス

上記4つの情報をインジケーターで設定する方法は下記の2通りです。インジケーターのパラメータで設定する方法は、インジケーターごとに毎回設定が必要となってしまうデメリットがあります。そのデメリットを解消するため、設定ファイルに設定する方法では、インジケーターが設定ファイルに設定した内容を参照する仕組みとすることにより、1度設定するだけで済むようにしています。

  • インジケーターのパラメータで設定する方法
  • 設定ファイルに設定する方法

インジケーターのパラメータで設定する方法

SMAILに対応したインジケーターの下記パラメータを設定してください。なお、設定ファイルに設定する方法を有効にする場合は、下記パラメータを必ず省略してください。

smail.exeのフルパス

smail.exeのフルパスを設定してください。上記の手順通りにsmailをインストールされた方は、「C:\smail\smail.exe」を設定してください。

SMTPサーバ

Gmailの場合は、「smtp.gmail.com」を設定してください。Yahoo!メールの場合は、「smtp.mail.yahoo.co.jp」を設定してください。

送信元メールアドレス

送信元のメールアドレスを設定してください。(例.xxxxxxxxxxxxx@gmail.com)

宛先メールアドレス

宛先のメールアドレスを設定してください。なお、送信元と宛先は同一のメールアドレスでも問題ありません。(例.xxxxxxxxxxxxx@gmail.com)

設定ファイルに設定する方法

まず、設定ファイルに設定する方法を有効にする場合は、インジケーターの上記パラメータを必ず省略してください。

次に「MetaTrader5データフォルダ」-「MQL5」-「Files」-「D」フォルダ内にテキストファイルを「smail.txt」の名称で作成してください。なお、「MetaTrader5データフォルダ」は、MetaTrader5の「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」を選択して開かれるフォルダを指します。

作成した「smail.txt」をメモ帳で開き、1行目にsmail.exeのフルパス、2行目にSMTPサーバ、3行目に送信元メールアドレス、4行目に宛先メールアドレスを設定してください。

設定内容については、インジケーターのパラメータで設定する方法と同様です。

SMAIL設定ファイルイメージ

チャート画像のメール送受信確認

D_captcherインジケーターを使用して、チャート画像のメール送受信確認を行います。

D_captcherインジケーターををチャートに追加し、上記インジケーター設定に従ってパラメータを設定してください。このとき、「チャート画像のメール送信設定」-「アイコンクリック時」を「チャート画像をメール送信する」に設定してください。

カメラマークの左下にあるアイコンをクリックし、チャート画像が受信できていることを確認してください。

正常にメール送受信できない場合の対処

正常にメール送受信できない場合の対処を以下に示します。

Gmailで正常にメール送信できない場合の対処

Gmailを使ったメール送信の場合、Googleのセキュリティ設定により、SMAILからのアクセスが拒否されメール送信エラーとなる場合があります。その場合は、Googleアプリ利用設定サイトへアクセスし、安全性の低いアプリの許可を手動で有効にする必要があります。

なお、この設定により、Googleアカウントのセキュリティレベルが低くなります。メタトレーダー専用のGoogleアカウントを作成するなどしてセキュリティを保持することをお勧めします。

Googleアプリ利用設定サイトへ

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