D_HorizontalLine:水平線を切りのいい価格で等間隔に表示するMT5インジケーター
MetaTrader5標準の水平線(Grid)は、中途半端な価格と中途半端な間隔で表示されてしまうことから、直感的に価格を把握しづらく、テクニカル分析に支障があります。そのため、水平線を切りのいい価格で等間隔に表示するインジケーターを作成しました。
概要
水平線を切りのいい価格で等間隔に表示するMT5インジケーターです。水平線の間隔は、パラメータで自由に指定することができます。また、その他の豊富なパラメータにより、お好みの表示方法を実現することができます。
D_HorizontalLineの表示イメージ1
前景表示の水平線を500ポイント(50pips)間隔に表示したイメージです。

D_HorizontalLineの表示イメージ2(オススメ)
背景表示の水平線を500ポイント(50pips)間隔に表示し、水平線の右端に価格ラベルを表示したイメージです。また、D_CountDownを組み合わせて表示しています。

パラメータ説明
D_HorizontalLineのパラメータを以下に示します。

水平線の間隔(M1~M30)
M1(1分足)からM30(30分足)までの水平線の間隔をポイント単位(最小桁数を1とした単位)で設定することができます。デフォルト値は200ポイントとしています。例えば、USDJPYが小数点第3位まである場合、20pipsごとに水平線が表示されます。
水平線の間隔(H1~H4)
H1(1時間足)からH4(4時間足)までの水平線の間隔をポイント単位(最小桁数を1とした単位)で設定することができます。デフォルト値は500ポイントとしています。例えば、USDJPYが小数点第3位まである場合、50pipsごとに水平線が表示されます。
水平線の間隔(H8~MN)
H8(8時間足)からMN(月足)までの水平線の間隔をポイント単位(最小桁数を1とした単位)で設定することができます。デフォルト値は1000ポイントとしています。例えば、USDJPYが小数点第3位まである場合、100pipsごとに水平線が表示されます。
水平線の色
水平線の色を指定することができます。NONEを指定した場合、チャートプロパティのグリッドの色が自働で設定されます。デフォルト値はNONEとしています。
水平線の太さ
水平線の太さを指定することができます。デフォルト値は最も細い1としています。
水平線の線種
水平線の線種を指定することができます。デフォルト値は「点線」としています。
- 実線
- 点線(デフォルト値)
- 破線
- 一点鎖線
- 二点鎖線
水平線の背景表示フラグ
水平線を背景表示とするか前景表示とするか設定することができます。デフォルト値は背景表示としています。
- true:背景表示(デフォルト値)
- false:前景表示
水平線左端の価格表示フラグ
水平線の左端に価格を表示することができます。デフォルト値は表示しない設定としています。
- true:表示する
- false:表示しない(デフォルト値)
水平線右端の価格ラベル表示フラグ
水平線の右端に価格ラベルを表示することができます。デフォルト値は表示する設定としています。
- true:表示する(デフォルト値)
- false:表示しない
水平線右端の価格ラベルの右シフト本数
水平線右端の価格ラベルを右にシフトする本数を設定することができます。デフォルト値は5本としています。なお、1本あたりのシフトする幅は、チャートスケールを最大にズームインした際の幅です。
水平線右端の価格ラベル色
水平線右端の価格ラベルの色を指定することができます。NONEを指定した場合、チャートプロパティのBIDラインの色が自働で設定されます。デフォルト値はNONEとしています。
水平線右端の価格ラベルの大きさ
水平線右端の価格ラベルの大きさを指定することができます。デフォルト値は最も小さい1としています。
ダウンロード
バージョンアップ履歴
1.10(2019年1月19日)
水平線の右端に価格ラベルを表示する機能を追加しました。
1.00(2019年1月3日)
初公開しました。
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