D_OverwriteChart:チャート背面表示設定のままローソク足をインジケータよりも前面に描画して見やすくするMT5インジケーター
概要
チャート背面表示設定のままローソク足をインジケータよりも前面に描画して見やすくするMT5インジケーターです。
物凄く細かい話ですが、下記図のように、ローソク足にインジケータの描画が上書きされて、ローソク足が見づらいと感じた経験はありませんか?
実は、チャートプロパティでチャートを前面に表示する設定に変更することはできるのですが、下記図のように、今度はテキスト等のオブジェクトがローソク足とインジケータの描画に上書きされて、オブジェクトが見づらくなってしまいます。
チャートが見づらいとテクニカル分析にストレスがかかる上、無駄な時間がかかるため、ローソク足、インジケータ、オブジェクトのすべてを極力見やすくることを目的に本インジケータを開発しました。
ローソク足にインジケータの描画が上書きされてローソク足がみづらくなるイメージ
チャートプロパティでチャートを背面に表示する設定の場合、ローソク足にインジケータの描画が重なり、ローソク足が見づらくなります。
ローソク足が見づらくなるのは、ディスプレイの手前から下記の順で描画されているためです。
- オブジェクト(前面表示設定)
- インジケータ描画データ
- ローソク足(背面表示設定)
- オブジェクト(背面表示設定)

オブジェクトがローソク足とインジケータの描画に上書きされてオブジェクトが見づらくなるイメージ
チャートプロパティでチャートを前面に表示する設定の場合、オブジェクトにチャートの描画が重なり、オブジェクトが見づらくなります。
ローソク足が見づらくなるのは、ディスプレイの手前から下記の順で描画されているためです。
- ローソク足(前面表示設定)
- インジケータ描画データ
- オブジェクト(前面表示設定)
- オブジェクト(背面表示設定)

機能説明
チャートプロパティを背面に表示する設定でD_OverwriteChartを適用した場合、下記図のように、きれいに表示されます。
ローソク足、インジケータ、オブジェクトがきれいに表示されるのは、ディスプレイの手前から下記の順で描画されているためです。
- オブジェクト(前面表示設定)
- ローソク足(背面表示設定)
- インジケータ描画データ
- オブジェクト(背面表示設定)
ローソク足・インジケータ・オブジェクトが見やすく表示されるイメージ

パラメータ説明
パラメータはありません。
描画設定
ローソク足の色はチャートプロパティの配色設定から自動的に色を取得しているため、設定不要です。なお、ローソク足の色を変更したい場合は、チャートプロパティの配色設定を変更し、チャートを更新してください。
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