D_EssentialLine:相対的な為替相場における値動きの限界を可視化するMT5インジケーター
概要
エッセンシャルライン(EssentialLine)は、過去から現在に黄金比を適用し、更に現在から未来にフィボナッチ数列を適用した線であり、為替相場が相対的であるという本質を可視化しています。
従来のテクニカル分析では決して実現されることのなかった為替相場が相対的であるという本質を可視化しており、普遍的で永久に陳腐化しないテクニカル分析を可能としています。
そのため、他者よりも圧倒的に優位性のある状態でトレードをすることができます。
エッセンシャルラインの超強力なポイントを以下に示します。
- ポイント① 為替相場が相対的であるという本質を可視化
- ポイント② 未来のレジスタンス・サポートラインを可視化
- ポイント③ レンジ相場・トレンド相場を問わずに有効
- ポイント④ ボラティリティの高・低を問わずに有効
- ポイント⑤ 通貨ペア・仮想通貨を問わずに有効
- ポイント⑥ 短期・中期・長期トレードを問わずに有効

エッセンシャルラインで採用している普遍的な理論
エッセンシャルラインでは、普遍的な理論であるフィボナッチ数列と黄金比を採用しています。
そのため、エッセンシャルラインをより深く理解していただくことを目的として、フィボナッチ数列と黄金比の理論を説明していきます。
フィボナッチ数列とは、
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, … (a1=1, a2=1)
という数列であり、前2つの項の和が次の項の値になっています。
この数列が無限大に増えていくと隣り合う項は、黄金比(1 : 1.618)に収束します。
また、黄金比には 、
1.618 : 2.618 ≒ 2.618 : 3.618 ≒ 3.618 : 4.618 …
という性質があります。
更に、連分数表示を持つことなどから、黄金比は最も美しい数とされています。
エッセンシャルラインの算出論理
エッセンシャルラインは、完全オリジナルのテクニカル分析であるため、エッセンシャルラインの算出論理の概要を以下に説明します。
- 過去の値動きの幅をフィボナッチ数列をもとに算出
- フィボナッチ数列をもとに算出した過去の値動きの幅に対して、黄金比を適用してフィボナッチ・リトレースメントを算出
- 黄金比を適用して算出したフィボナッチ・リトレースメントに対して、未来の時間軸にフィボナッチ数列を適用してエッセンシャルラインを算出
エッセンシャルラインの定義説明
エッセンシャルラインは、合計21本のラインで構成されており、それぞれエッセンシャルラインの比率をパーセンテージで定義しています。
また、各エッセンシャルラインの集合体をレンジゾーン、トレンドゾーン、リミットゾーンの3つのゾーンに分けて定義しています。

レンジゾーン | エッセンシャルラインが0%から100%までのゾーンをレンジゾーンと定義します。
レンジ相場における値動きのゾーンを示しています。 |
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トレンドゾーン | エッセンシャルラインが100%から~161.8%まで、または、0%から-61.8%までのゾーンをトレンドゾーンと定義します。 トレンド相場における値動きのゾーンを示しています。また、レンジ相場における値動きの限界を示しています。 |
リミットゾーン | エッセンシャルラインが161.8%以上、または、-61.8%以下のゾーンをリミットゾーンと定義します。
トレンド相場における値動きの限界を示しています。 |
エッセンシャルラインの機能説明
エッセンシャルラインの機能説明をポイントごとに説明していきます。
エッセンシャルラインにより、為替相場が相対的であるという本質を可視化しているため、相対的な為替相場における値動きの限界(上限・下限=天・底)を視覚的に確認することができます。
エッセンシャルラインを利益確定ポイントやエントリーポイントとして利用することにより、従来のテクニカル分析よりも天と底に近い状態で利益確定やエントリーを実施することができます。

リペイントなしで先出し表示される未来のエッセンシャルラインにより、レジスタンス・サポートラインを可視化しているため、リミット・ストップラインを視覚的に確認することができます。
先行している未来のエッセンシャルラインをリミットポイントやストップポイントとして利用することにより、利益を最大化し、損失を最小化することができます。

普遍的な理論を用いているため、カーブフィッティングされたシステムトレードとは違い、レンジ相場・トレンド相場を問わずに使用することができます。
レンジ相場の場合は、エッセンシャルラインのレンジゾーンに沿って、上昇・下落していきます。
また、エッセンシャルラインのトレンドゾーンに到達後、反発・反落していきます。

トレンド相場の場合は、エッセンシャルラインのトレンドゾーンに沿って、上昇・下落していきます。
また、エッセンシャルラインのリミットゾーンに到達後、反発・反落していきます。

相対的な為替相場の値動き限界であるEssentialLine(本質線)は、フィボナッチ数列・黄金比・時間軸の普遍的な要素で計算されているため、ボラティリティの高・低にかかわらず使用することができます。
相対的な為替相場の値動き限界であるエッセンシャルラインは、フィボナッチ数列・黄金比・時間軸の普遍的な要素で計算されているため、通貨ペア・仮想通貨を問わずに使用することができます。
相対的な為替相場の値動き限界であるエッセンシャルラインは、フィボナッチ数列・黄金比・時間軸の普遍的な要素で計算されているため、短期・中期・長期トレードを問わずに使用することができます。
パラメータ説明

項目 | 説明 |
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フィボナッチ数(シフト本数) | 相対的な為替相場における値動き幅を予測したい未来のフィボナッチ数(シフト本数)を設定することができます。例えば1時間足で89時間後の値動き幅を予測した場合は、89を設定してください。 |
描画本数 | 計算量が多いため、描画本数を設定し、MetaTraderの動作が重くならないようにすることができます。デフォルト値は5000本となっています。 |
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